嵐のオフ再来か — 2025-26オフ、NPBは“別れと再生”の季節へ
投稿日 2025年12月1日 19:47:37 (コラム)
みなさん、2025年シーズンを終えて、プロ野球界はまだしばらく静まり返っているように見えるかもしれません。しかしその静けさの裏では、実は“別れ”と“再出発”をめぐる動きが静かに、しかし確実に進んでいます。FA権を行使するベテラン、戦力外通告で球団を去る者、さらには外国人選手の入れ替え……。2026年シーズンへ向けた“球界のリセット”が今、始まろうとしているのです。
たとえば、数々の実績を持つベテランが古巣を離れ、他球団や海外挑戦を模索する動きが増えています。同時に、育成選手の支配下昇格や若手の台頭──プロ野球の常である世代交代が、今シーズンのラストにあわせて本格化。さらに、戦力構築の見直しや資金の再配分を狙った戦力外も散見され、それに伴うトレードや自由契約の波も広がっています。つまり「過去の延長」ではなく、「新たなスタート」を見据えた大胆なビジョンが、球団の間でくすぶっているのです。
しかし、この“再出発モード”には、ファンの胸中に大きな揺らぎと期待が同居しています。長年応援してきた選手がユニフォームを脱ぐ――その寂しさは否めません。一方で、それ以上に「来季、誰が化けるか」「どんな若手が花を咲かせるか」というワクワク感が膨らみます。新天地へ移る選手、新たにチャンスをつかむ若者、外国人の刷新……どの動きも、「これまでとは違う景色」が見える可能性を秘めています。ファンとしては、どう受け止めるかが問われる“分かれ道”のような時期です。
だからこそ今こそ、みなさんにお願いしたい。過去の成績や名前だけでなく、「これからのプロ野球」を想像しながら球界を見つめ直してほしい。そして、新しいユニフォームに袖を通す選手たちに、変わらず、いや、これまで以上の声援を送ってほしい。別れがあれば再会があり、終わりがあれば始まりがある――今はまさに、プロ野球が“次の物語”を始める、その序章なのだから。
来季――どの笑顔が飛び出すのか。どんなドラマが生まれるのか。共に見守り、共に歓声をあげよう。